さて、オフィスを引っ越ししたかったのは、工作機械がこれ以上おけるスペースがない!という理由からでもありました。
3DプリンターとCNCを置いたら、もう足の踏み場もなく、狭いところでがんばってはんだ付けをする状態。
レーザーカッターを導入できるだなんて、夢のまた夢・・・(その当時はお金もなし。)
じゃじゃん。

引っ越してまず注文したのが、HAJIMEのレーザーカッター。
これで、レーザー加工が、会社でできる・・・・!!!!
過去、いくつか工作でレーザーカッターを使う場合は、三鷹のファブラボを使わせていただいてました。ファブラボはとっても便利なのですが、時間が限られているので、試行錯誤をする時間がなかなかフルでとれないという悩みがありました。
その日失敗してしまって、時間切れになってしまうと、また次の予約をとって来なきゃいけないし・・・という時間のロスがなかなかありました。
すきなだけ、会社で試せる・・・・・!これはかなり大きな喜びです。
大きなものの彫刻になるとそれなりに数時間はウォッチしておかないといけないので、仕事しながらウォッチできるのもよいところです。

で、まずはお試しです。ちょうどコルクの鍋敷きがあったので、これにシャチョーとフクシャチョーのキャラを彫刻してみます。
絵はiPadのProcreateで書いて、PhotoShopに取り込み、キャッチコピー?なども加えて、サイズを調整します。

それを、 HAJIME レーザー加工機の専用オペレーションソフトのHARUKAに読み込みします。
レーザーパワーはデフォルトにしていると、結構真っ黒くろすけになって削れてしまうので、2くらいが最適でした。
そして完成!!!

あれ?微妙な濃淡が反映されていない・・・・・?
そうなんです、HAJIMEはそのまんま読み込んで、彫刻だと微妙な濃淡を彫刻で表現させることはできません。
PhotoShopでもできるのですが、次回、PhotoGravというソフトを使って、きれいに濃淡をだして彫刻する方法を紹介したいと思います。
とりあえず、第一歩は踏み出せた!